『平和と平等をあきらめない』~高橋哲哉氏インタビューを視聴しながら考える

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 『平和と平等をあきらめない』~高橋哲哉氏インタビューを視聴しながら考える

 高橋哲哉さん(東京大学大学院総合文化研究科教授)といえば、東大大学院サイトの「教員詳細」コーナーの専門分野には、単に「哲学」と書かれているだけですが、正直、ジャック・デリダなどに関する研究書などを手に取ったことは一度もなく、哲学者としての高橋さんの業績を紹介する能力は私にはありません。
 高橋哲哉さんは、2006年4月28日、青年法律家協会和歌山支部の招きにより、和歌山市で講演されましたが、その時の演題が「靖国問題と憲法」というものでした。
 高橋さんは、講演の前年に『靖国問題』(ちくま新書)、『国歌と犠牲』(NHKブックス)という2冊の著書を出版し、2001年の小泉首相による靖国参拝に端を発した新たな「靖国問題」について積極的に発言しておられましたので、青法協和歌山支部でも、恒例の憲法記念講演会の講師としておいでいただくことになったのでした。
 その講演会に参加された方の参加記がネットにアップされています。
  http://www.k2.dion.ne.jp/~wakagaku/diary/diary42.htm
 ただ、上記参加記の中に「若手弁護士の集まりであるからカネはあるのだろう」とある部分は完全な「誤解」であることだけは注記しておきます。
 
 私が読んだ高橋さんの著書は、上記2冊の他に『「心」と戦争』(晶文社/2003年4月刊)があります。
 同書は、2002年10月から2003年1月にかけて4回にわたって行われたカルチャーセンターでの講義の文字起こしをベースとして加筆・修正したものであり、そのためもあって非常に読みやすいものでしたが、読了後の感想は非常に深刻なものでした。
 
 同書の章立てをご紹介しましょう。
  第1講 道徳副教材『心のノート』の思想
  第2講 愛国心と選別―教育基本法「改正」が狙うもの
  第3講 「有事法制」はこの国をどう変えるのか
  第4講 「靖国」―戦死者追悼の過去と未来
 
 第1講で取り上げられた『心のノート』は、今でも文科省サイトに掲載されていますが、教科書でもなければ副読本でもない、まさに「副教材」とでもいうしかないあいまいなものを、全国の小中学生に(税金を投入して)配布していたということ自体、私は高橋さんの本で初めて知りました。
 小学校1・2年生用
  http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/doutoku/detail/1302315.htm
 小学校3・4年生用
  http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/doutoku/detail/1302316.htm
 小学校5・6年生用
  http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/doutoku/detail/1302317.htm
 中学校用
  http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/doutoku/detail/1302318.htm

 平成23年度からは、無償配布はやめ(「事業仕分」の結果のようです)、ホームページに掲載することになったと文科省は説明しています。 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/doutoku/index.htm

 高橋さんの問題意識は、上記著書の章立てでご理解いただけると思いますが、そのエッセンスを「はじめに」の末尾の部分を抜粋してご紹介します。
 
(引用開始)
 その日本で、いま「学校」と「軍隊」はどうなっているのか。教育基本法「改正」と「有事法制」が政府・与党から具体的に提起されている現在、「教育」が「戦争」に、そして「心」が「戦争」に国歌によって新たに結びつけられようとしている。私にはそう見えます。いま日本の教育をめぐって進んでいる事態は、大がかりな「国民精神改造運動」だといえるでしょう。戦前の教育でつくられた「国民精神」がいったんは解体されたのだとしたら、「国民精神再興運動」だといえるでしょうし、そもそも「国民精神」なる実体などいつの時代もフィクションにすぎないという認識に立つなら、いま新たな「国民精神」なるフィクションがそれでも強い拘束力をもって立ち上げられようとしている、新たな「国民精神創出運動」が始まったのだといえるでしょう。
 人びとの心に国家が介入し、日本をふたたび「戦争ができる国」にするために必要な教育を「国家の統治行為」として行っていく。新たな教育基本法が「こころ総動員法」としてつくられていく。そのときに初めて「有事法制」が意味をもつ。いま、この時代をどう見るか。 いささかの誇張もなく、1945年の敗戦後もっとも深い危機の時代に私たちは立っている。そう私は思います。
 いま、この日本社会で、「心」と「国」と「戦争」をめぐって実際にどんな危機が進行しているのか。それを見ていくことにします。
(引用終わり)
 
 先に書いたとおり、この『「心」と戦争』は、2003年4月に出版されました。 同書の「あとがき」に「2003年3月20日、アメリカは、かつてない世界的な反戦世論の高まりと国連安保理の分裂を一顧だにせずイラク攻撃を開始し、私がこの『あとがき』を記しているいま、戦争はすでに10日目に入っている」とあるとおり、状況は国内外とも、高橋さんが懸念されていた方向にどんどんと流れていきました。
 とりあえず、我が国のその後については、以下の2つの点を指摘するにとどめます。
 
2003年6月6日 
「武力攻撃事態等における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律」等関連3法成立
 
2006年12月22日
「教育基本法」「改正案」成立
 
 私が、高橋哲哉さんの上記著書を思い出した直接のきっかけは、去る12月27日、IWJの岩上安身さんによる高橋哲哉さんへのロングインタビューが行われたことでした。
 http://iwj.co.jp/wj/open/archives/46816

(番組案内・引用開始)
 2012年12月27日(木)、東京都内のIWJ事務所で、高橋哲哉氏へのインタビューが行われた。福島県出身の哲学者である高橋氏は、2011年3月11日の東日本大震災以降、原発問題について精力的な発言を続けている。今回のインタビューでは、原発のこと、自民党政権のこと、憲法のこと、沖縄のこと、専門の哲学のことなど、幅広いテーマについてお話をうかがった。
(引用終わり)  
 
 私もまだ全編は視聴していませんが、分かりやすく事態の本質を説き起こしていく穏やかな語り口は変わっていませんでした。中頃では、自民党の「日本国憲法改正草案」についての批判もなされており、是非皆さまにも視聴をお薦めします。
 
 それにしても、日本を「戦争のできる国」にしようという企ては、高橋さんが警鐘を鳴らしておられたとおりのシナリオで、着々と進行してきたのだと実感せざるを得ません。 そして、いよいよその総仕上げとしての「改憲」が、具体的な政治日程にのぼろうとしています。
 
 ここで最後に、もう1冊の本をご紹介します。 本のご紹介というよりは、「本のタイトル」のご紹介ですが。 2004年6月に晶文社から刊行された高橋哲哉さんと斎藤貴男さんとの対談本『平和と平等をあきらめない』です。
 
 高橋さんが書かれた「はじめに」の末尾を引用します。
 
(引用開始)
 いま、私たちの周囲には暗闇が広がりつつある。戦争と差別の時代の暗闇である。この暗闇を切り裂いて、平和と連帯の明るみをたぐり寄せるのは容易なことではない。なにしろそのためには、この国の強固な「地金」を破砕しなければならないのだから。 それでも、私たちは、平和と平等をあきらめない。暗闇に抗して考え、声を発し、行動していきたい。  2004年4月
(引用終わり)
 
 高橋哲哉さんが8年8か月前に書かれた「暗闇」はさらに一層広がり、どうすれば「明るみをたぐり寄せ」られるのか見当もつかず、ややもすれば「絶望」の二文字が頭の中で明滅しがちです。
 しかし、「絶望」はすなわち「断念」であり、さらに「韜晦」に進み、やがて「現状肯定」に至るのはみやすい道理です。
 私たちは、青臭いと言われようが、サヨクと誹られようが、絶対に「平和と平等を
あきらめない」と心に決して前に進まなければなりません。
 2006年4月の青法協憲法記念講演会の会場でこの対談本を購入して以来、「絶望」しそうになるたびに、この本のタイトル『平和と平等をあきらめない』ということばを何度思い出したことか。
 是非、皆さんも常に『平和と平等をあきらめない』ということばと共に歩まれますことを。

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