福島原発事故後の日本政府の対応は、被曝実態を過小評価・情報隠蔽し続け、国民の「真実の実態認識を妨害」している。

☆「池田香奈子ブログ」http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/

2011年06月28日12:23

「ずっとウソだった」ってマジで言ってる?



6月11日の「脱原発100万人アクション」、岩上安身さんは全国ネットを構築し、朝から晩まで中継しました(アーカイブはこちら)。イベントは全国と海外で100カ所以上、中継現場は60数カ所にのぼったそうです。各地でボランティアの「中継市民」が、ノートパソコンどころかiPhonや携帯電話まで駆使して映像をネットにあげ、岩上チャンネルがそれらを束ね、拡散する場を提供したのです。市民による市民のためのメディアはここまで来たか、それにしても若い人びとがネットを駆使する技術や創意工夫のすばらしさ、そしてなにより、時間を惜しげなく投入し、お金など度外視して、今自分がすべきと思うことを淡々とこなす自然体のたくましさには、見ていて胸が熱くなりました。



私は、朝一で新宿に特設されたメインスタジオに行きました。このたびのテーマソングは、斉藤和義さんの「ずっとウソだった」。私の出演中も流れました。この映像、音は今ひとつですが、最初にアップされ、ご本人かどうかちょっとした騒ぎになったものです。「東電も北電も中電も九電も」と、イニシャルではなく実名で歌っていらっしゃるので、こちらをアップしました。



スタジオでは、もっといい音質のものが流れました。目尻ににじんだ涙を前田真里さんに見とがめられ、「ただの涙が悔し涙になった」と白状しました。それにはわけがあります。ちょっとこみいっているので放送中には言わなかったそのわけを、ここに書きます。



あのとき言ったように、アーティストが直感で書く歌詞はすごいと思います。斉藤さんの正直な気持ちがまっすぐに表現されている。それは私の気持ちでもあったので、思わず涙が浮かんでしまったのですが、斉藤さんは岩上さんのインタビューで、「なにも考えずにきてしまった自分にへこんだ」というようなことをおっしゃっていました。私にも、原発の危険性を知りながら、これといってなにもしてこなかった自分への腹立ちがあります。



けれど、それだけだろうか、私たちはずっとウソに騙されていただけなんだろうか、というわだかまりがありました。今もあります。もちろん、25年前のチェルノブイリ事故からずっと原発を不安な気持ちでながめてきた私と、あまり意識してこなかった斉藤さんたち若い世代の方がたでは、立場が違います。また、原発立地道県と、そうではない都府県、さらには自分が住む市町村に原発がある人とない人とでは、情報量も思いも異なるでしょう。つまり、ウソに騙されてきた、と言い切れる度合いが、人によって違うということです。



原発は、いったん事故が起きるとたいへん危険なものだから、絶対安全でなければならない、だから絶対安全に運転している──これが、私たちの多くがなんとなく納得してきた論法でした。それで、スリーマイルで冷却材喪失事故が起きようが、チェルノブイリで炉心爆発事故が起きようが、あるいはそのたびに世界が原発に慎重になろうが、このくには独立独歩、原発推進にいそしんできました。この奇観を許したのは、技術立国だという、また秘密国家ではない主権在民の民主主義国家だという自信があったからだと思います。



けれど、危険だから絶対安全とは、すこし冷静に考えれば論理矛盾もはなはだしいことに気づきます。しかもこのたびの震災原発事故で、このくには地震や津波に他国に数倍して、もしかしたら世界一脅かされていること、そうした天災に原発は技術的にも運営組織的にもまったく抗う術をもたなかったことを、私たちは思い知らされました。



「危険だから絶対安全」が言い過ぎなら、「危険だけど私たちのもとでは絶対安全」と言い換えてもいいでしょう。でも、まやかしであることに変わりはありません。私たちのもとではという自信には根拠がなかった、ただの思い上がりだったということがばれてしまいました。けれど、なぜこんな見え透いたまやかしがまかり通ってきたのでしょう。なぜ私たちは、こんなウソにずっと騙されてきたのでしょう。



メインスタジオにいた間、思い出していた文章があります。伊丹万作「戦争責任者の問題」です(こちらの「青空文庫」で読めます)。これは1946年、敗戦翌年のエッセイですが、戦後、戦争に協力した責任が各方面で問われました。伊丹が属する映画界も例外ではありません。むしろ、戦意高揚のために劇映画やアニメーションを作り、テレビのない時代の映像ニュースを一手に引き受けていた一大メディア産業です。いきおい、協力者追求もきびしくなります。でも、と伊丹は立ち止まります。みんなが、自分は騙されていた、と怒っている、けれど、子どもはともかくとしてすべてのおとなは騙されると同時に騙してもいたのではないか、これは正義の戦争だ、絶対に勝つ戦争だ、と。そして、それにすこしでも背くと見られる言動を、お互い同士が身近であればあるほどきびしく批判しあい、締めつけあってきたのではないか。



「いうまでもなく、これは無計画な癲狂戦争の必然の結果として、国民同士が相互に苦しめ合うことなしには生きて行けない状態に追い込まれてしまつたためにほかならぬのである。」



伊丹はきびしくたたみかけます。「だまされるということはもちろん知識の不足からもくるが、半分は信念すなわち意志の薄弱からくるのである。」そして極めつきは、「『だまされていた』といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう」。



この暗澹とした伊丹の予言はあたったのです。絶対安全な原発というウソで塗り固められた、経済成長という名の一本道を、私たちはむしろ意気揚々と突き進み、世界のトップに躍り出るかと思われた時期もありました。けれど、人口減少や世界情勢といった状況に、有効な手も打たずにのみこまれ、1人あたりGDPは08年には17位、2位のシンガポール、4位の香港のはるか後塵を拝することになっています。幸せ度ランキングだと、順位はもっと下がります。



そこへきて、今回の大地震津波による原発事故です。私たちは半世紀かけて滅びの支度をしてきたのかもしれません。地震と津波の被災地への支援復興に投入したいエネルギーもお金も、原発事故のために大幅に削られ、それでもとうてい足りるはずのない後始末費用に、私たちは日々怯えています。それ以前に、すでに降り積もってしまった、これからも降り積もるかも知れない放射性物質や、それを含んだ食品に怯えています。豊かな暮らしどころか、次世代に命をつなぐことができるのだろうか、と。



「わがくにの原発に限って、重大な事故を起こすはずがない、なぜならわがくには世界に誇る技術立国なのだから、人材は優秀でアメリカのオペレーターのようなミスは起こさないし、管轄する官僚や原子力エリートも優秀で旧ソ連のようないいかげんなことはない」と、「わがくにに限って、戦争に負けるはずがない、なぜならわがくには神の国なのだから、きっと神風が吹くし、精神力では絶対に負けないのだから」。1945年を鏡としたような、そっくりの精神構造です。



だけど、もうやめませんか、騙されるのは。伊丹は書いています。「現在の日本に必要なことは、まず国民全体がだまされたということの意味を本当に理解し、だまされるような脆弱な自分というものを解剖し、分析し、徹底的に自己を改造する努力を始めることである。」この「現在」は、残念ながら2011年でもあることを認め、思い切りへこんだらそれをバネにして、これからはすこしでもましな選択を重ねていきませんか。なによりも、このていたらくにたいして責任の軽い、なのにより放射能に影響を受けやすい若い人びとや子どもたちのために。

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☆tanakaryusaku 田中龍作

東電株主総会でよく分かったのは、この企業が社会的責任感のかけらもないということだった。 それが自民党、民主党、政府、マスコミを支配する・・・→ http://tanakaryusaku.jp

東電株主総会 「また原発事故を起こす」と決めた日

2011年6月28日 20:48




株主総会会場前は「東電批判」「自然エネルギーへの転換」などのプラカードが目だった。(28日、港区芝。写真:筆者撮影)

 

 東京にしては緑が豊かな港区芝。街路樹にまだ朝露が残る午前9時、東電株主総会の会場となっている東京プリンスタワー周辺はものものしい雰囲気に包まれた。警官隊がビッシリと配備され、黒のスーツに身を固めた東電社員がピリピリと動き回っている。これが関西であれば暴力団の総会かと思い込むだろう。



 チェルノブイリを凌駕する環境汚染となることが確実の福島第一原発事故を受けた株主総会に世の注目が集まった。株主たちは気が気でない。老後の蓄えに東電株を買った年金生活者や原発に反対する株主たちが続々と会場に足を運んだ。



 東京電力によれば出席した株主は9,258人(午後3時現在)。例年の3倍にも及ぶ。株主たちは今回の事故をどのように受け止めているのか、話を聞いた――



 「原発を諦めて頂かないと(被災者と株主は)浮かばれない。再生可能エネルギーに力を入れてもらいたい」。(会社員・50代=横浜市・女性)



 「本当に立ち直りたいのだったら真実を明らかにすること。それで東電が潰れても仕方がない。たぶん真実は明らかにされないだろうけど」。「情報開示されないとまた事故は起きますね?」と筆者は尋ねた。「そうだね。また起きるね」(年金生活者・70代=川崎市・男性)。この男性は20年間以上東電の株を持ってきた。



 「国の政策に従ってやってきたのだから東電に怒りはない。今回を教訓に事故が起きないようにしてほしい。原発はひとたび事故が起きると大変なことになる。安全対策に投資してもらいたい」(年金生活者・60代=男性)



 東電に好意的な株主でさえ情報開示と安全対策の徹底を求めているのであった。

警官隊が張る非常線の中を会場に進む株主たち。(写真:筆者撮影)



 【リスク考えない経営責任を問う】

 

 これほどまでにいい加減な企業なのか。株主総会は東電本店で行われる記者会見を見ているようだった。フリー記者に相当するのが原発に反対する提案株主だ。株主からの質問に答える勝俣恒久会長はじめとする役員たちはノラリクラリとかわし、真っ向から答えようとしない。



 一例を挙げると次のような具合だ。

株主「データ隠しが幾度も明らかになった。小児ガン、甲状腺ガンが確実に出てくると思うがどうするのか?」



小森常務「事故当初、電源がなくデータが取りにくかった。膨大な情報でまとめられなかった。健康被害防止に努めてまいる所存です」。



 こんな子ども騙しの答えで株主が納得すると思っているのだろうか。納得しなくても数の力で乗り切れるとタカをくくっているのだろう。外形上、法律の手続きを踏んでいるに過ぎない。



 上記のようなやりとりが6時間も続いたのである。たまりかねたのが紀藤正樹弁護士だ。紀藤氏は東電の原発事業に危ういものを感じ20年間、東電の株を所持してきた。紀藤弁護士は次のように力を込めた。



 「たった一回の事故で東電という会社は破綻した。あなた方はリスクを考えない経営形態を取ってきた。私は将来の経営責任、そして過去の経営責任も問おうと思っている」。



 東電経営陣は口先では「皆様には大変なご迷惑をおかけしまして…」と言う。だが事故原因をひたすら津波のせいにする。今回の大事故の予兆となるトラブルや事故を隠し続けてきたことへの反省は微塵もない。会社を支えている株主にさえ情報開示をする姿勢がないことも今日の総会で明らかになった。



 一縷の望みも空しく402人の株主が提案した「原子力発電事業からの撤退」は反対多数で否決された。



 東電の体質は旧態依然のままである。住民や作業員への対応を見る限り安全対策は相変わらずお粗末だ。「また事故が起きるね」。前出の株主の言葉が重くのしかかる。



原発事故, 東京電力, 東電, 株主総会.



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*今日の「最低気温26℃→最高気温32℃」



☆今朝は、8:00~9;40、定番の散歩コ-スへ4人(一、公、喬、嘉)で行った。















☆Twitter・Blog・HPで知るマスコミが報道しないニュ-ス!



☆h_koide_bot 小出裕章非公式まとめ更新情報



#Japan 6月28日 全国の原発で使用済み燃料を密に詰めなおし余裕を切り落としている 小出裕章(MBS) http://bit.ly/mFyJZl  #genpatsu #fukushima



 全国10ヶ所の発電会社は、原発で使用済み燃料の置き場に苦慮している。青森県の六ヶ所村での地下貯蔵容量は3000tで既に満杯。東電は、同じく青森県の陸奧市に5000tの地下貯蔵所を作ろうとしている。他の9社の電力会社は、発電所内に一時保管せざるを得なく、それも既に満杯になっている。



 今週、発電会社10社の「株式主総会」が開催されているが、(大口株主を説得して)10社とも原発維持を決議する結果になるだろう。だが、原発を稼働すれば原発1基につき毎年100tの使用済み燃料が発生し、それらを間隔を詰めて貯蔵すれば、再臨界の危険性が高まる。



 「株式主総会」で原発維持を決議する結果、”想定外の事故”が発生したら、株券は紙屑となること考えているのだろうか? 原発維持・推進は、株主にとって”リスクが大きすぎる”との判断が何故?できないのだろか。

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「メルマガ金原」No.386 を転載。(一部省略)



 6/26『その日のあとで~フクシマとチェルノブイリの今~』(毎日放送)



 放送される前には気がついていなかったのですが、この前の日曜日(6月26日)の深夜、日付も変わった25時20分から、大阪のMBS毎日放送(テレビ)の「映像’11」という枠で、『その日のあとで~フクシマとチェルノブイリの今~』という番組が放送されました。 毎日放送のこの番組枠は、かつて『なぜ警告を続けるのか~京大原子炉実験所・”異端”の研究者たち~』(2008年)が放送された枠でした。



 毎日放送の番組案内を引用します。

   http://www.mbs.jp/eizou/



(引用開始)

「映像’11」は1980年4月に「映像80」のタイトルでスタートした関西初のローカル・ドキュメンタリー番組です。

 月1回、それも深夜の放送という地味な番組ながら、ドキュメンタリーファンの根強い支持を得て今年で30年目を迎えています。



 この間、番組は国内外のコンクールで高い評価を受け、芸術祭賞を始め、日本民間放送連盟賞、日本ジャーナリスト会議賞、更にはテレビ界のアカデミー賞といわれる国際エミー賞の最優秀賞を受賞するなど、輝かしい成果を上げてきました。



 また、こうした長年にわたる地道な活動と実績に対して、放送批評懇談会から「ギャラクシー特別賞」を受賞しています。



 これからも「地域に密着したドキュメンタリー」という原点にたえず立ちかえりながら、より高い水準の作品をめざして様々なメッセージを発信し続けてまいります。



■その日のあとで ~フクシマとチェルノブイリの今~



   6月26日(日)25時20分~26時20分

 3月11日、巨大地震と津波によって福島第一原発で起きた事故は大量の放射性物質を放出し、1986年の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故と同じく史上最悪の「レベル7」となった。日本は今後、広範かつ長期にわたって放射能汚染と向き合うことになった。全村避難を余儀なくされた福島県飯舘村の人々の苦悩とともに、事故後25年経ったチェルノブイリ周辺の現状を取材、私たちが教訓として学ぶべきことは何かを考える。

(引用終わり)



 番組は、チェルノブイリとフクシマを対比する構成となっており、日本では、今中哲二先生と小出裕章先生の動きを追っています。特に、3月下旬に飯舘村で汚染調査をされた今中哲二先生の映像は貴重なものです。



 現在のところ、その映像は以下の動画サイトで視聴できます。

(Daily motion)

  http://www.dailymotion.com/video/xjjrsx_20110626-yyyyyyy-yyyyyyyyyyyyyy_news

  (49分40秒)

(You Tube/4本分割)

  その1 http://www.youtube.com/watch?v=B3qAAnrnzUY (10分59秒)

  その2 http://www.youtube.com/watch?v=z0zDCZFf9hw&feature=related (10分01秒)

  その3 http://www.youtube.com/watch?v=zZOWyZukFCQ&feature=related(14分57秒)

  その4 http://www.youtube.com/watch?v=hkGuc478e00&feature=related (13分42秒)


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