<琉球新報>【特別評論・鳩山「方便」発言が問うもの】検証すべきは「抑止力」:政局の陰で埋没する核心

*今日の「最低気温4℃→最高気温9℃」

☆8:00~9:40 今朝は、定番の散歩へ5人(一:道、公、禎、嘉)で行った。、暖かい朝だったが、風が少々あり体感温度は低く感じられた。

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☆magosaki_ukeru 孫崎 享 氏は、沖縄・米の海兵隊の「抑止力」批判し、小沢党員資格停止の意味を解説。→民主党成立してから米国最優先は小沢切り。アーミテージ明確。菅切って小沢党首は悪夢。こう考えると「小沢党員資格停止」をし、悪夢のルート裁ち切りは意味がある。よく考えてる。

magosaki_ukeru 孫崎 享   



読売社説批判



17日「抑止力は方便、国益損なう無責任な鳩山批判」:日米安全保障条約の下、沖縄の米海兵隊は、米陸海空軍と一体的に運用され、その全体が抑止力として機能。在日米軍を基盤とする日米同盟が、アジア太平洋の平和と安定を確保するための「公共財」とされる所以。」これが抑止力として機能している根拠。



このフレーズ幾度となく聞く台詞。「米海兵隊は、米陸海空軍と一体的に運用される。」もっともらしい説明だがこれもまやかし。世界に米軍基地数多くある。欧州を始め、地域防衛が主たる役割。ここに海兵隊がいて一体的に運用されているか。されていない。そもそも海兵隊が海外基地に配備されているのは日本の他ほぼなし。



海兵隊一体として動く必要があるなら、欧州防衛にも存在しているはず。いない。海軍のオペレーションは海軍、空軍のオペレーションは空軍独自で行われる、海兵隊が存在しなければ出来ないオペレーションなどほぼない。



海兵隊、今日主戦場はアフガニスタン。海に面しない国。今日海兵隊は第二陸軍として存在。近年揚陸作戦比重小。在日米軍の空軍、海軍行動で海兵隊が不在なら出来ない行動指摘して欲しい。日本防衛に関わることで海兵隊が関与するものはほとんどない。方便に過ぎぬ「抑止力」という言葉で国民を目くらましさせた。



これが方便といわれると「米海兵隊は、米陸海空軍と一体的に運用」という実体上意味なく、しかし国民目くらましに仕える論を出してくる。次から次にタマネギの皮を出す。実態何かとむいていくと実は何もない。これが読売社説の安保論議です



小沢党員資格停止の意味。米国、菅切り多分既定路線。ここで小沢氏が党首選挙に出てきたらどうするか(ここ誰か指摘)。民主党成立してから米国最優先は小沢切り。アーミテージ明確。菅切って小沢党首は悪夢。こう考えると「小沢党員資格停止」をし、悪夢のルート裁ち切りは意味がある。よく考えてる。



海兵隊の意義:台湾、有事の際中国ミサイル攻撃主体。台湾経済中国に大々的に依存、この中独立志向急減、有事の可能性減。朝鮮半島、在韓米軍が主たる役割。これ削減の動き。欧州、主たる懸念昔ソ連の中央欧州攻撃。しかし同時に米国海軍欧州地域に。欧州に米海軍の必要があって海兵隊不要の理屈困難



☆ [article9net-wakayama]グループの掲示板への投稿を転載。



 金原です。

 何度でもしつこく書きますが、2月13日に公表された鳩山由紀夫前首相の回顧談につ

き、今日の琉球新報に、同紙政治部長の松元剛氏の特別評論【鳩山「方便」発言が問

うもの/検証すべきは「抑止力」 政局の陰で埋没する核心】が掲載されていましたのでご紹介します。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-173641-storytopic-3.html

 この問題の本質が、非常に分かりやすく整理されていますので、是非お読みください。

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【琉球新報】



【特別評論・鳩山「方便」発言が問うもの】検証すべきは「抑止力」 

      政局の陰で埋没する核心2011年2月18日



 米軍普天間飛行場の県内移設の理由に挙げた「抑止力」について、鳩山由紀夫前首相が「方便だった」と証言した波紋が、本質からずれる形で広がっている。抑止力の虚構性など、追及されるべき大事な論点が、中央政局の陰で埋没する本末転倒の状況が続いている。

 名護市辺野古への移設を譲らない米側に屈し、県民や国民に説明できないため、方便を用いて県内移設の理屈を繰り出した―。政治主導を掲げた前首相のあっけない挫折劇の実態を知った県民の間で、怒りと失望が再び噴き出しているのは当然のことだ。

 その一方で「やはり、そうだったか」と冷静に受け止めた人も多いだろう。鳩山証言を今後の基地問題の反転攻勢にどう生かすのか。沖縄社会に突き付けられた重い課題でもある。

 国会での論戦や在京大手メディアの報じ方の大勢は、失言、放言の類いとみなし、鳩山氏個人の資質問題に矮小(わいしょう)化しているように映る。民主党内の抗争と絡め、またしても普天間問題が「政争の具」と化した。

 再確認しておきたい。鳩山証言が照らし出した核心は(1)沖縄に新たな海兵隊航空基地を押し付ける論拠にした「抑止力」は虚構(2)公約に掲げた「県外移設」実現を目指したが、自らの戦略、指導力の弱さを突かれ、対米追従を断ち切れない閣僚と官僚支配の軍門に下った構図(3)沖縄に基地を押し付ける差別的構造の温存―であろう。

 名護市辺野古への移設を再確認し、菅直人首相が踏襲した日米合意の正当性はもはや、地に落ちている。

 この三つの核心は軍事優先に傾く日本の統治機構の危うさに直結する。徹底的に膿(うみ)を出すべきだが、その動きは弱過ぎる。「方便」発言を追及されている菅首相や枝野幸男官房長官の国会答弁は、官僚が作ったメモに頼り切りだ。

 「在沖海兵隊を含む在日米軍全体」と位置付けることでしか「抑止力」を説明できず、海兵隊抜きならどれほど損なわれるのか、誰も具体的に言おうとしない。「抑止力」の根拠の希薄さの裏返しである。官僚支配の病弊が色濃く漂う第2幕が紡がれている。

 国の最高権力者の回顧は、虚栄心やプライドが災いし、当事者に都合良く描かれることが多い。言葉の軽さはあったにせよ、鳩山氏の証言に偽りはない。退陣に追い込まれた鳩山包囲網の内幕を、わずか8カ月後に明かしたのは前代未聞だ。

 「県外移設」を期待した県民を裏切ったことへの反省と謝罪の意を基に、鳩山氏は驚くほど赤裸々に証言した。その内容は真実性、迫真性に富む。日本の戦後政治史に刻まれる首相経験者の告白と言っていい。

 沖縄はもうだまされないという意志を強固にした点で、鳩山証言の意義は極めて大きい。海兵隊の抑止力が虚飾に彩られていることをしっかり国内外にアピールし、普天間の県外移設を切望する沖縄の声を一層明確に打ち出す好機到来と位置付けたい。沖縄の知恵、戦略も問われている。

(松元剛・琉球新報政治部長)



【池田香代子ブログ】

http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/

2011年02月18日00:00 カテゴリ社会・世界情勢

「抑止はユクシ(嘘)」by琉球新報「ほとんどの2月13日付新聞の1面トップはムバラク政権崩壊・大統領辞任の記事だったと思います。ところが沖縄の地元2紙はちがいました」──ブログ「地元紙で識るオキナワ」さんの2月14日のエントリの書き出しです(こちら)。この日、沖縄の2紙は、鳩山前首相のインタビューを1面トップにもってきたのでした。



最近、私は、政治家の言葉に向き合っていません。腹が立つばかりで、建設的なことがなにひとつ書けないからです。鳩山さんのインタビューにも脱力感を覚え、なにか言わなくてはと思うのですが、気が重くて、きょうまで放置していました。いまも気が重いことに変わりはありませんが、思い切って向き合うことにします。引用は、琉球新報「鳩山前首相一問一答 見通しなく『県外』発言」(2月13日付、こちら)によります。



「民主党は沖縄ビジョンの中で、過重な基地負担を強いられている沖縄の現実を考えた時に、県民の苦しみを軽減するために党として『最低でも県外』と決めてきた。鳩山個人の考えで勝手に発言したというより党代表として党の基本的考えを大いなる期待感を持って申し上げた。見通しがあって発言したというより、しなければならないという使命感の中で申し上げた。」



「最低でも県外」は、鳩山さん個人の思いではなく、民主党の方針だったということが、まず確認されました。「しなければならないという使命感」、けっこうではありませんか。政治家なら、そうでなくてはなりません。ところが、これに続く「しっかりと詰めがあったわけではない」は、一言よけいというか、ふつう政治家は口が裂けても言わないたぐいの言葉ではないでしょうか。詰めがあったかなかったかなんて、たとえ訊かれたって答えなくていいのです。むしろ事前に詰めなんかなくたってかまわない、総理大臣というポジションに就いて初めて入手できる情報や人材を駆使して捜せばいいのです。この方、とことん正直というか、なんというか。



閣内が「県外」案で一致しなかったのは、「簡単じゃないとの思いから腰が引けた発想になった人も多かった。閣僚は今までの防衛、外務の発想があり、もともとの積み重ねの中で、国外は言うまでもなく県外も無理だという思いが政府内にまん延していたし、今でもしている。その発想に閣僚の考えが閉じ込められ」たのだそうです。「防衛、外務の発想」とは、「防衛、外務の官僚の発想」の意味であって、「その発想」とは「官僚の発想」でしょう。官僚が、大臣に個別にがんがんレクチャーした結果、大臣たちは簡単に「腰が引けた」わけです。これでは、政治家の存在意義が疑われます。官僚だけがいればいいということですから。



なんでそんな人を選んだのか、北澤防衛相は「防衛関係に安定した発想を持っているということだった。テーマを決めてそのための大臣だという前に、リストを決めてその中で一番ふさわしい人という形で当てはめていった」結果だというのです。「テーマ」とは、このばあい「国外、県外」実現だとしたら、そういうことは問わなかったし、任命時に「国外、県外に向けて働くように」と厳命をくだすこともしなかったのです。政治家としてどのような考えかではなく、ただ分野ごとに実力がありそうだったり、経験が豊富だったりする人を選んだわけで、これではいくら総理大臣がなにかを実現しようとしても、最初からむりというものです。



北澤サンは、「どこまで防衛省の考え方を超えられるか、新しい発想を主張していくかということが本当はもっと勝負だった気がする」とのことですから、鳩山さんの目からは、すぐに防衛官僚に籠絡されてしまったと見えていたのでしょう。岡田前外相は、「民主党が圧倒的な国民の支持を得て政権を中心的につくらせてもらったのだから、党のビジョンはしっかり打ち出すべきだと思った。一致して行動していただきたいという思いはあった」、つまり党首の言うことをぜんぜん聞かなかった、ということです。



そして極めつきは、やはり外交防衛官僚です。鳩山さんの「国外、県外」案という新しい発想を受け入れない土壌が「本当に強くあった。私のようなアイデアは一笑に付されていたところはあるのではないか。本当は私と一緒に移設問題を考えるべき防衛省、外務省が、実は米国との間のベース(県内移設)を大事にしたかった。官邸に両省の幹部2人ずつを呼んで、このメンバーで戦っていくから情報の機密性を大事にしようと言った翌日に、そのことが新聞記事になった。極めて切ない思いになった。誰を信じて議論を進めればいいんだと」



官僚組織がまったく言うことを聞かなかったのです。官僚たちの顔は、上司である総理大臣ではなく、アメリカに向いていた。アメリカこそが官僚たちの上司なわけです。鳩山さんは、5月の連休にオバマ大統領と直談判しようとしたけれど、それがつぶれたのも、お膳立てをすべき官僚組織が動かなかったからだし、官僚に入れ知恵された閣僚たちがてんでに足を引っぱったからでしょう。「密使」を置くことに失敗したのも、同様の理由でしょう。そして、首相のもとには岡本行男という買弁が何度も押しかけた。その手筈をととのえたのは、官僚でなくて誰だというのでしょう。



閣僚は腰が引けている、官僚はいっかな思い通りに動かず、冷笑的。これでは誰だって、「極めて切ない思いにな」るでしょう。でも、そこで突破口を見いだし、力技で道を切り開くのが政治家ではないでしょうか。それを、沖縄の人びとはじめ、政権交代を支持した人びとは期待したのではなかったでしょうか。「殺されたっていい」と言い放った首相もかつてはいたのです。「自分自身の力量が問われた」(この部分はウェブには出ていませんが、「地元紙で識るオキナワ」さんの紙面写真から読み取れます)、ようするに自分には力がなかったと認めたわけです。「極めて切ない」はこちらのセリフです。



私たちは、いったん国の舵取りを任せた人に、「相手は沖縄というより米国だった。最初から私自身が乗り込んでいかなきゃいけなかった。これしかあり得ないという押し込んでいく努力が必要だった」と、あとから反省されても困ります。「オバマ氏も今のままで落ち着かせるしか答えがないというぐらいに多分、(周囲から)インプットされている。日米双方が政治主導になっていなかった」と、官僚主導はおたがいさまみたいなことをおっしゃっていますが、オバマさんは外国の、海兵隊の一基地の問題なんて、さして関心がなかったのではないでしょうか。日本の首相の首が飛ぶほどの一大事だとの認識がなかったから、周囲にまかせっきりだったのだと、私は思います。



官僚は総理大臣を裏切り、忠誠など誓いませんでした。党幹部も閣僚の大部分も、党首の公約をなかったことにして、その手足となって働きはしませんでした。そんな連中は、即刻更迭すべきだったのではないでしょうか。そうすれば、アメリカに隷属するのではない、新しい、よりよい日米関係の始まりを思い描いていた人びとは、鳩山政権への支持をさらに強め、それが内閣や官僚組織を動かし、アメリカに対する外交力を強めたのではなかったでしょうか。鳩山さんという人は、そういう「冷酷な」ことのできない方なのですね。人がいいというのも、政治家、しかもその頂点に立つ総理大臣としては考えものです。



ここまで書いたら、がっくり疲れてしまいました。じつはこれは前置きです。正直な鳩山さんは、じつに重要なことを証言してしまいました。それはあしたに回します。

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